こんにちは、気分障害のアキです。
私は診断書上はうつ病となっていますが、カルテ上は躁うつ病(双極性障害)と書かれているらしいです。
関連記事:カルテと診断書の診断名
思い返してみれば
- 1日で高校中退と家出を決意、実行
- 出会い系サイトで処女を捨て奔放な性生活
- 祖母の家を飛び出してネットカフェ難民になる
と、まあ、躁っぽいよねというエピソードはちょいちょいあるのでまあまあカルテの方の診断名が正しいんだろうと自分でも思います。
関連記事:アキの躁うつな人生
正直、10代前半から双極の気があったので、普通の精神状態ってのがよくわからないんですよね。
でもアラサーになるまでろくに病識も持たず、おかげで病気に振り回されて生きてきたので、職歴とかボロボロですよ。
いくら国家資格持ってるからと言っても、職務経歴10社以上(職務経歴欄に書ききれない)あって、正社員も半年しか持たず2回も辞めているんです。
この先正社員として働こうってのはさすがにムリゲーだなと思っています。
メンタル的にも正社員はもう無理っす。
そんな履歴書上負け組確定なアキですが、私の人生は果たして不幸なんでしょうか。
私はね、「不幸では決してない」と思ってます。
「壮絶」ってよく言われますが
私のブログの自己紹介なり、私から直接話を聞いた人からは、よく「壮絶ですね…」とか「波乱万丈ですね…」と神妙な顔で言われるんです。
今のクリニックの医師も、先日受けたカウンセリングの際にも言われました。
でもね、こんな恥に満ちた経歴をあっけらかんと話せるのは、その話をするとみんな興味津々かつ神妙な顔になるのが面白おかしいからです。笑
喉元過ぎれば熱さ忘れるってやつです。
過去は変えられない。
だったら、いかにしてその過去をネタにしていくかを考えた方が楽しいじゃないですか。
私は自分の人生はユニークで面白いと思っています。
家族を巻き込まない程度に、これからもユニークであり続けたいと思っています。
でもそのユニークさに欠かせないのが、実は躁状態の行動力なり発想だったりするんですよね。
うつのときは「なんて人生だ!」と思ってはいる
でもね、双極性障害で躁の病相が出るのは結構レアなんですよね。
躁が出る時期って、たったの4%しかないんです。他はうつ状態または正常。
でもそのたったの4%の躁の時期が、人生を大きく動かしてきているってすごいと思いませんか。
もちろん、うつ状態だと「なんで私はこんな病気なんだよ!」って思いっきり嘆いています。人生終了って気分になります。なんでこんな自分に夫がいて子どもがいるんだろうと思います。
しかしながら比較的正常なとき、自分のどこが好きかと考えてみたら、躁の自分なんですよ。
躁状態が作り出したユニークな人生を、私は好きなんです。
夫と運命的な出会いを果たしたのも躁のおかげと言えなくもないですし。
とはいえ、躁状態はほどほどに…
正直、私の人生はめちゃくちゃです。
特に出会い系サイトで奔放な性生活を送っていたころは、ホント、よく生きてたなと思いますよ。
何回か死にそうなヤバい目も見ました。
ある程度ユニークでありたいとは思っていますけど、ヤンチャしすぎて危険な目に遭うのは10代で懲りました。笑
カウンセラーさんからも「治らない」と断言されてしまっているし、治らないものだと開き直ってしまえば躁っぽい気配を察知するアンテナもビンビンに張り巡らせられます。
油断は大敵。ほどほどに。
さて、どうやって生きていきましょうかねぇ。