こんにちは、大きく出た気分障害のアキです。
とにかく生きづらいんですよ、まずもって会社員として普通に働くことが難しい。
そしてTwitterを見ていると、おなじうつ持ちで同じように生きづらさを抱えている人がめちゃくちゃ多いなって思うんです。
そこで私が読んだのがこの本です。
私は非常に単純な人間なので、簡単にこの本に感化されました。
そしてその結果がトップページにある告知です。
この記事では、本の紹介と、私のたくらみについて書こうと思います。
健常者がつくるこのよのなかは生きづらい
私はうつです。双極です。
まあどっちでもいいです。
気分障害というカテゴリーの病気を抱える障害者です。
これまで私は色々な仕事を経験してきましたが、自分が持つ気分障害という特性のため、長く持って3年しか同じ会社で働いたことがありません。
普通に働けないんです。
一般雇用という枠組みの中で働くことができないんです。
じゃあ、障害者雇用枠で働けばいいじゃんって思うかもしれませんが、ハローワークの障害者求人は数少ないうえ、多くが精神障害者を想定していないので、うつ病ですと言ってすんなり働けるかというとそんなわけじゃないんですよ。
まあ、普通に会社員として何年か働いている人なら望みはあるかもしれませんが、私の場合職歴も無残なものです。アラサーにして10ヶ所以上の職務経歴があるうつ病の小学生子持ち女、なんて、進んで採用しようとは思いませんよ。
病気のこともあるし、子どもの学校行事でしょっちゅう休まなければいけない、採っても続くかどうかわからない。
はっきり言って目に見えた地雷踏むようなもんです。
自分でもそう思います。
私のような例はさておいても、精神障害者の雇用という問題はめちゃくちゃ深刻です。
朝起きて通勤電車に乗って会社に行く。
電話やお客様の対応。
職場の人間関係。
少なくとも1日8時間の労働。
私たちが働くには、これらのハードルをクリアしなければいけない。
クリアするために就労移行支援とかの福祉の枠組みもあるわけですが、実際働くとなると、特に一旦離職してしまった人の場合、その困難さといったらものすごいです。
こんな情勢で再就職して働き始めている人もいるのですが…できない人も、いっぱいいます。
よのなかを変える技術を読んでみた
健常者ですら生きづらいよのなかです。
精神障害者にとってはもっと生きづらい。
私はそんなよのなかを変えたい。
でも一体どうしたらいいんだろう?
自分一人だけの話ならまだ簡単な方だけれど、たとえ私が成功したとしても大多数の精神障害者が同じことをできるかというと、できる人は少ないと思う。
よのなかを変える技術には、よのなかを変えるための具体的な方法が紹介されていました。
- きみを困らせる「よのなかの仕組み」は何?
- 「仕組み」にある課題を発見しよう
- 当事者固有の価値を発見しよう
- 仲間を見つけよう
- 問題解決までのロードマップをつくろう
- 出来ない理由をあげつらうより、出来る方法を探し出そう
私一人でできることはたかが知れている。
何かをやるにしても仲間が必要だし、そもそも困っている当事者が私と同じことで困っているのか、それとも他にも色々な困ったことがあるのかを知る必要がある。
そこで私は安直ではありますが、イベントをやることにしたのです。
イベントも、ソーシャルビジネスの種になりますね。安い会場を借りて、入場料を設定し、当事者どうしが相談し合える仲間を作れる価値や、当事者とそうでない人との関係を上手に作る具体的な知恵をシェアできる価値を、イベント開催で提供すれば、お金を払っても参加したい人が増えますから。
— 今一生@固定ツィ見たらRT (@conisshow) June 6, 2018
気分障害当事者交流会in名古屋を企画
気分障害当事者交流会in名古屋の目的は3つです。
- 参加者に楽しんでもらうこと
- 気分障害当事者が何に困っているのか知ること
- このよのなかを変えるための仲間をみつけること
1.参加者に楽しんでもらうため、イベントに参加したいという人を集めるために、ゲストにメンタルハックのほっしーさんを招くことにしました。
彼は精神障害を持ちながらフリーランスという形で収入を得て、既存のよのなかにはない成功例、モデルケースとなって他の精神障害者の希望のような存在となっています。
ほっしーさん、改めて、快諾してくださってありがとうございます!
2.当事者が何に困っているのか知るために、私は記憶力がよくないのでアンケート用紙を作成して、参加者に書いてもらえるよう準備しています。
気分障害にカテゴリーを絞ったのは、精神障害全般に広げてしまうと多分私がイッパイイッパイになってしまうだろうと思ったからです。
3.実は、仲間はすでに1人います、が、もっとたくさんの仲間が集まれば、知識も知恵も何倍にもなると思っています。
私は社会福祉士としての知識や知恵を提供できます。
もう一人の彼は広告関係の知識や知恵を提供してくれます。
他にも、例えばエンジニアだったり、デザイナーだったり、絵を描くのが好きだったり、私にない価値を持っている人が集まってくれたら、すごくすごくありがたい。
どんな経験でも知識でも人脈でも、集まったら千人力だ。
でも、せっかく集まってもらうからには、イベント企画者として楽しんでもらいたい。
下心だけのイベントじゃ、つまんないし、何より自分が楽しみたい。
そのために何をするのかは、まだ考え中ですが。笑
やりたいことはやる!それが私のモットー
イベントにはさっそくお申し込みと寄付のお申し出を頂いています。
ありがとうございます。
やるからには楽しむし、やるからにはやりきります。
なにせ、私は「やりたいことはやる」人間ですから。
一緒に楽しみましょう!