こんにちは、気分障害のアキです。
病気で療養中は収入も減るので、出来るだけ支出は減らしたいものです。
ところで、先日ニュースで携帯電話のキャリアが実施している「2年縛り」を是正する、という内容が報じられましたね。
NTTドコモなど携帯大手3社に対し、利用者が当初の2年契約の終了後に他社乗り換えをしようとする場合でも高額な違約金を請求する「2年縛り」の自動更新の是正を求める。
これは利用者としてはとても嬉しい流れです。
これまで他キャリアに乗り換えるとき、二年に1回の更新月にしないと1万円近い違約金を支払わなければいけなかったのが、今後は最初の2年さえ経過していれば違約金なしになるわけです。
そこで、検討していきたいのは俗に言う「格安SIM」への乗り換えです。
格安SIMとは
格安SIMとは、携帯大手3社の通信回線を借りて通信環境を提供する事業者のサービスです。


例えば、大手3キャリアの場合、iPhoneを2年縛り、5分以内通話し放題、データ容量5GBで利用していると大体7,500円程の利用料が発生します。(機種代金は含みません)
ところが、格安SIMの場合はiPoneを縛りなし、データ容量5GB前後の通話付きプランの場合、ほとんどが3,000円程度の利用料になります。
1年間で54,000円も差が出るのです。
格安SIMのデメリット
その他、格安SIMには以下のデメリットがあります
- 携帯メールが使えなくなる
- 通話料が割高、定額プランがある場合が少ない
- テザリングが使えない場合がある
- 通信速度が不安定になりやすい

格安SIMは安い分、従来の3大キャリアには普通にある機能が使えない場合があります。
例えば、携帯メールがないとクレジットカードの審査が出来ない、などの弊害も出てきます。
格安SIMのメリット


デメリットが気にならない人は、格安SIMはとても魅力があります。
何よりスマホ代を大幅に節約出来る、この一言に尽きます。
その他にも以下のメリットがあります。
- 料金プランがシンプルでわかりやすい
- 格安SIM事業者が多いので、自分の使い方に合ったプランを選べる
- 手続きは基本的にWEB完結なので、オプションサービスも落ち着いて選べる
- 今持っているスマホをそのまま使える場合がある
自分に合う格安SIMを選ぼう
例えば、LINEモバイルは、スマホで主にSNSを活用している人に適しています。
LINEやTwtter、InstagramなどのSNSを使う時に発生する通信は、通信量に加算されないので、その分データ通信量が低いプランで運用できます。
mineoは、対応機種が多いので、今持っているスマホをそのまま使いたい人に適しています。
ユーザー同士のサポートフォーラムも盛んなので、自分で調べることが得意な人にとっては使いこなしやすい格安SIMです。
私も家族全員のiPhone6、iPhone6S、iPhone7をauからmineoに乗り換えて使っています。
Softbank回線を利用している格安SIM事業者は現在とても少ないので、Softbankのスマホを格安SIMで使いたい場合はかなり選択肢が限られます。
Softbank回線の格安SIMの中ではY!mobileの安定性は抜群です。
通話無料サービスがあるので、通話料が気になる人には適しています。
他の格安SIMと比べると割高感がありますが、キャンペーンを上手に使えばスマホ代を大幅に節約できます。
最後に
様々なサービスが利用者にとって選びやすい環境になってきていますが、自由度が高まっている分、情報を吟味することが出来ないと痛い目を見る可能性があります。
格安SIMの検討は顕著な例です。
金銭的なメリットよりもサービス面のデメリットが気になる場合は、格安SIMは適していません。
逆に、余計なサービスはいらないという人には、格安SIMは適しています。
乗り換えを検討される場合は、この記事だけでなく、ぜひ色々なサイトから情報を拾って自分で判断して決めてくださいね。