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うつと禁煙外来は相性が悪い

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こんにちは、禁煙に失敗したアキです。

1日1箱吸っていて、いい加減たばこ代もバカにならないし…と思い付きで通ってみた禁煙外来でやばいことになりましたのでお伝えします。

 

精神疾患がある場合、主治医の診断書が必要

近所の禁煙外来に行ってみたところ、問診票に飲んでいる薬を書く欄があったのでお薬手帳を見ながらすべて記入しました。

すると、受付の方から

「精神疾患の方はチャンピックスという薬を服用するのに、主治医の同意が必要なんです」

ということで、診断書を持参して出直すように言われました。

特に疑問には思わず、その場は終了。

次回の受診日に主治医に診断書をお願いしたところ、発行してもらうことができたので、再度禁煙外来に向かいました。

検査に次ぐ検査、そして処方された禁煙補助薬

血液検査から始まり、胸部X線やら肺の機能の検査やら、1時間にわたる様々な検査の後、診察室へ通されました。

今のところ肺に異常はなし、数値もそこまで悪くはない。

そこでドクターから、禁煙補助薬の説明を受けます。

「最初の一週間は吸っても構いません。二週間目から禁煙を始めてください」

そうして処方されたのは、チャンピックスという薬です。

しかし、そのオマケとしてついてきた禁煙に関する冊子に、こんなことが書かれていました。

禁煙の副作用

抑うつ・気分変動失神、吐き気・食欲不振、頭痛、不眠、悪夢、ほてり・高血圧、頻尿

なにこれこわい…と思いつつ、禁煙補助薬による禁煙がスタートしました。

最初の一週間は思う存分吸いまくった

慣らし期間みたいなものでしょうか、ドクターのお墨付きもあったので最初の一週間は思う存分ぷかぷか吸っていました。

これでたばこともお別れか…と思うと名残惜しくも感じます。

そして二週間目に突入して、完全にタバコを断つことになりました。

えげつない副作用

煙草をやめて、薬を飲む。

たったそれだけのことで、私の身体は鉛のように重くなり、全く動けない。

寝たきりの日々が訪れました。

これあれだ、副作用の抑うつだ。

でもせっかく禁煙外来に行ったんだからたばこはやめないと。

でも起き上がれない。

この状態がいつまで続くのか。

私はまんまと副作用に苦しむことになります。

しかも、かなり重い副作用。

日常生活が困難なほど私はベッドに張り付いて離れられなくなりました。

薬に慣れれば、離脱症状がなくなれば、たばこを卒業したい、そう言い聞かせつつも、ベッドに張り付く生活が長くなるにつれ

「吸っちゃったほうが楽になれるのでは…?」

という思いが頭を占めるようになっていきました。

そして禁煙は失敗に終わった

吸いました。

ええ、吸いました。

吸った瞬間の頭はさわやかな風が吹いていました。

たばこを再開すると同時に、寝たきりだった私は活発に動けるようになり、もうあんな思い(副作用)をするくらいならたばこを吸い続けた方がマシだ、と晴れ晴れとした気分です。

禁煙補助薬を飲み始めてたった3週間の出来事でした。

うつにタバコは良くないとはいえ

うつの治療中の方は、禁煙補助薬を使わない方が身のためです。

えげつない副作用に耐えきれる自信のある方はチャレンジしてみてください。

私は禁煙外来でひどい目に遭いました。

まさかここまでえげつない副作用があるとは思わなかったので…。

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